どうも、うらです。
私が脱サラした理由は「経営者」になりたかったからです。
というか「社長」になりたかったら、ただそれだけです。
今日のおはなし
脱サラした理由
なんとなーく脱サラって
「仕事場がブラックすぎて」「自由な時間に仕事がしたいから」
って理由をよく聞いたりするんですが、自分はそうではありませんでした。
現場監督時代は朝は早く、夜は日をまたぐことなんかザラにありました。
でもやってる仕事自体は楽しかったし、とてもやりがいがあったので全く苦ではなかったです。
私は自分の意志で周りを引っ張て行くのが好きだったし、そうすることに生きがいを感じるんだと思います。
中学校・高校ではテニス部で、部長・副部長を務めていました。
クラブチームの中では誰にも負けたくない気持ちが人一倍強かったし
部員全員がどうやったらテニスを楽しめるか、強くなれるかずっと考えていました。
なるべくみんなが練習に来てくれるように日程表を作ったりアドバイスを紙に書いて一人一人に渡してたこともありました。中にはめんどくさいと思ってる人もいたと思います(笑)
もちろん嫌われる役もたくさんやってきました。
言いたくないことも同級生や後輩に同じように言ったし、怒ってました。
一緒にふざけて盛り上がりたい時もふざけすぎないようにぐっとこらえていました。
全てただの自己満です。
それでもみんなが一生懸命ついてきてくれたのがものすごくうれしかったし、
「まとめてくれてありがとう」と言われたときは最高でした。
今でこそ、みんなの優しさや人の良さに救われたなと心底思います。
練習をして強くなるのが『善』、練習をさぼり周りの志気を下げるのが『悪』
私が思う『善』にみんなをまとめ導くのが好きです。みんなで同じ方向を目指すのが大好きです。
だから私は経営者のような存在になりたいという気持ちが強かったんだと思います。
会社に勤めてからも私の周りの人が「楽しく仕事をする」、そんな環境を作りたくて自分なりに試行錯誤を繰り返していました。
そして就職したのが建設業界だったこともあり『大好きな建設業界で私が思う建物づくりをしたい』と思う気持ちが強くなったのが脱サラの大きな決め手でした。
『元請けと下請けの間に「仕事をくれてやってる」「仕事をしてやってる」そんな考えでは良いものは生まれない。』『ひとつの建物が建つのにものすごい多くの業種の方が関わっていることをお客様にもしていただきたい』
そう思い私は【職人さんを大事にしお客様には限りなく現場に近づいもらう】そんな工務店を自分でやっていくんだ!そんな勢いで脱サラしました。
あともう一つ。
たぶん私は社会不適合者なんじゃないかなって思います。
コミュニケーション能力がない、人と話したくないというタイプではないです。
逆に人と話すのが大好きだし、ずっとパソコンに向かって作業したり家にこもるのは嫌いです。
だけど、「会社に勤める」ってことができない人です。
会社に勤めていても「もっとこうしたらいいのに」「なんでこうするんだろう」
って気持ちが膨らみすぎて会社に行くのがストレスになってしまうんです。
仕事は好きだけど会社の考えについてけない。自分の意思が邪魔してしまうといった感じです。
ってことは社会に適合できていないんです。
調べたら「社会」は「集まって生活を営む集団のこと」を言うみたいです。
自分の意思が邪魔をしてしまって、大人しくしておこうとしたらものすごくストレスになるんです。
どうしたらいいのかわからなくて、苦しくってずっと悩んでました。
『対面して人と話せるんだから辛くも何でもないだろ』と言われることがあるかもしれないけど、だからこそ辛さが表に出しにくく「自分は不利な状況にないはずなのになんで」そういう苦しみに悩まされていました。
だから「雇われない環境にする」しか選択がなくなってきたっと言ったほうがいいかもしれません。
脱サラして
2020年12月末に収入源もないまま勢いだけで脱サラし、夢や想いだけはいっちょ前にあったのですが現実はそう甘くはなかったです。
あれだけ会社のことの愚痴を言ったり偉そげに夢を語っていたのに
『結局は会社の名前に助けられていたんだな』
『会社の名前があって話を聞いてもらえていたんだな』
と実感しました。
正直滅多切りにされてズタボロ状態(笑)
『何もできないポンコツだな』そんな感じです。
テニスも仕事も割とできるほうだったので『何もできないポンコツだな』
と思われるのが嫌で、『そんな恥ずかしい思いしたくない』といった無駄に高いプライドがありました。
あまりのポンコツさに今はその変なプライドはありません。
だからこうしてブログに自分の想いや考え、過去まで赤裸々に書けているんだと思います。
以前までは、『何もできないポンコツだな』思われるのが「恥」でしたが、
今はこのポンコツ状態をどう自分色にしていこか、自分の武器はなにか必死に考え作ろうとしています。
”脱サラでズタボロだけど結果は大吉”
私の今の有様や決断を「だから言ったのに」「何やってるんだか」と笑う人もいるでしょう。
でも、やってもない人にとやかく言われる筋合いはないし、勝手に言っててください。
ある意味恥を知り、自分の無力さに気づけた今、どう笑われようと「どうぞ笑ってください」と言える気がします。心底では「覚えておけ」その一言を胸に
私が小学校の頃、親に大っっっ嫌いなマラソン大会に無理やり出されたことがあるんです。
しんどいし、楽しくないし、何より走るのが遅かったから最後の方にゴールして恥ずかしい思いをするのが目に見えてたから。
必死の思いで完走はしましたよ、でも、結果はほぼドベに等しいような順位
そこに家族の応援かなんかできていたクラスによくいる運動神経がよくって、ちょっぴりモテそうな女友達に
「そんな順位でゴールしたの、遅いね」
て笑われたんですよ。
やったの想いで、苦しい思をして一生懸命走りぬきゴールをした時にそう、一言。
悲しかったし悔しかったし恥ずかしかった。「だから出たくないって言ったじゃん」といって母に泣き怒りました。
そんな私に母はこう言ってくれたんです。
「うらは強いよ、ちゃんと走ったんだもん。あの子は走ってもない。ドベ以下だよ、戦う土俵にすら立ってない。そんな子の言葉なんて何一つ響かない、うらは逃げずに戦った。うらが勝ったんだよ。」と
悲しくて悔しかった想いがあったかくなった気がしてまた泣きました。
私はやってみてもないのに笑ってきたり、文句言ってきたりする人達みたいに頭がよくないので、
やってみて挑戦しないとわからない人間です、残念ながら。
やらずに挑戦しなくても出来る出来ない、向き不向きがわかるなんて『人生楽なんだろうな』と思います。
まぁ、つまらなそうで私はひとつも羨しくありませんが。
これからまた、右往左往しながら自分なりの答えを出していこうと思います。
山は限りなく高く、谷は底なしに深そうです。
まだまだ、私の挑戦は始まったばかりです。
色んな事に挑戦しもがき苦しんでいく中、
どこかであなたに会うことがるかもしれません。その時はこのポンコツを笑ってくれたらいいかもしれません。
そしたらあった時の倍速でまた突っ走っていくかもしれません。(笑)
今日もご安全に!