どうも、うらです。

私は2回の退職経験があるのですが、
その度に色々と学ぶことがあったので今回は2度目の退職時の話をしてこうと思います。

1つ目の会社を辞めようと思っているときに
たまたま居酒屋で声をかけられたのが2回目の会社との出会いです。

電気配線や太陽光の電工などを専門とする会社で、100人も満たない小さな会社でした。

声をかけて下さった方はその会社の副社長で、

「これから不動産業や住宅事業にも手を広げていきたいから、力になってほしい」

と言ってくれました。
正直、新規事業の手伝いも楽しそうだなと思ったし
会社を辞めようと思っているときにタイミングよく声をかけていただいたのもあって
勝手に運命じみたものを感じていました。

大手出身の営業大ベテラン(これからYさんと表記します)がいるというのも大きな決め手でした。

独立することを見越して『営業を学びたい』という思いがあったので、
Yさんの下で学べるのは大きなプラスになるなと思ったので。

なので私はその会社でお世話になることを決めました。

ただ、、、1か月もたたないうちに

『ここにいたら腐ってしまうな』

と思いました。

小さい会社でしたからある程度覚悟はしていましたが、あまりにも会社の中はぐちゃぐちゃだし、
昔の田舎によくありがちなワンマン会社。。
正しくないのに社長の意見が絶対だし、親子で経営しているのに息子たちは親に反論できない。

組織をしっかり構築させているのならば100歩譲って許せるけど、役員はゴルフばかりで会社に出ない。

従業員や下請業者さんはただのおもちゃだと思ってるぐらいの扱い。

納得いかないことばかりで居心地悪く、イライラすることが多かったです。

副社長の人柄も好きだったし、「事業を広げたい」の言葉を信じて入社を決めましたが。。。

人は環境に染まるという言葉をよく聞きますが、本当にそうだなと痛感しました。

自分自身もそこの会社の中にいたら、イライラして愚痴も言いたくないのにどんどんあふれてくるし
愚痴を漏らしてしまっている自分のことも嫌になる。だけど、愚痴を言わなきゃストレスが溜まってしまう。

”超悪循環”

どんなにいい人も悪い環境にいれば才を発揮せずに腐っていくし、
どんなに悪い人もいい環境にいれば少しずつでも前に進歩していっている。

私はそう思っています。
そしてその会社に入ってその思いは一層強くなりました。
社員の人は優れた人も多かった。

でも、まっとうな意見を言っても社長に怒鳴られ泣いている。
助けを求めて社長息子に相談していても何も行動してくれず、放置状態。

そんな人達も、本当は切磋琢磨して頑張りたいのに

「何を言っても無駄だよ」
「そういう気持ちはあるんだけど、どうせ…」

向上心をここまで消された人たちを初めて見た気がしました。

『ここまで従業員の大切さを気づけない会社が、まだあるんだ。。。』

紹介で入社したのでコネみたいなもんだし、1年も勤めていなかったので正直ものすごく悩みました。

仕事に関しては営業職だったし、1年もたってなかったので引き継ぐ内容もなかったのですが
親にも心配かけたくなかったし、Yさんも私が入社するからと言って会社に留まっていてくれていたので。。。
(Yさんは70歳すぎです)

ただ

『この場所を一刻でもはやく抜け出したい。』

その思いでYさんに退職の意思を伝えました。

Yさんは何度も私を止めてくれたし、
「自分も、もう1年自分も留まるから残ってくれないか」という言葉までかけてくれました。

「営業もあともう少し勉強しなくては一人前になれない、だから頑張ろう」
「会社に悪いことがあるなら直すから、言ってみてくれ」

70歳を過ぎている人にここまで言わせてしまっていることがものすごくメンタルにきました。
営業先のお客様にも

「これから頑張ります!!」
「現場仕事大好きなんです!!」

と言って営業回りしていたので、自分が嘘をついてしまったような気がして。。。

『結局口だけかい』 『これだから女は』

そんな言葉が聞こえてくるような気がして怖かったです。

『1年も我慢ができないなんて自分自身も忍耐力がないだけなんではないか。』

『親やお世話になった人たちに恩返ししたいって口だけになってるじゃなしか。』

もういろんな考えが頭の中をぐるんぐるん。。

それに加えて世間はコロナ禍で、なぜか暗い気持ちになるんですね。一層マイナスな考えしかうかばない。

『自分は生きとる意味あるんじゃろうか』
『ここまでモヤモヤしながら苦しい思いしながら生きてくのしんどいんじゃけど』

ここまでマイナス思考になったのは初めてでしたね。
1週間くらい物が食べれなかったです。食べてももどしてしまう。。。

それでもやっぱり友達と他愛のない会話をしたりしていると

『失うものや失ったものばかりに目を向け気を使っても意味ない。過去は変えられない。
 目の前にいる自分を思ってくれてる人のことや、自分の未来のことの方に目を向けよう』

そう思い始め、だいぶ気持ちは前向きに変わってきました。

Yさんにも、もう退職する意思に変わりがないこともしっかり伝えました。
自分の夢や目標についても

Yさんは

「うらがそこまで言うのなら、分かった。
 お前はここまでよくやった。うらの活躍する姿を夢見ているよ、応援している。
 最後まで見てやれなくてごめん。今まで一緒に仕事をしてくれてありがとう」

そう私に言ってくれました。
涙が止まらなかったですね。Yさんの暖かさをこれでもかというくらい感じました。

有難うございましたと言うべきなのは私のはずなのに、誤らないといけないのは私のはずなのに。
なんでそんなことを言ってくれるのか。どうしてそんな風に言えるのか。

私はYさんから出会いの大切さと、ありがとうが持つ素敵な力を教えて頂きました。

そしてYさんは営業先のお客様1人1人のもとへ一緒に行って頭を下げ、
最後のあいさつに同行してくれました。

最初、営業先のお客様にも何を言われるかわからなくて怖かったのもあって

『面と向かてあいさつしないとダメかな。。メールとかで大丈夫だよ。。』

と思っていましたが

「何事も終わりが肝心。終わるとしても絶対に綺麗な終わりにしなさい。
 この出会いは、またどこかで出会うかもしれない、だから終わりはきちんと目を見てあいさつをするんだ。」

と最後のあいさつ回りをする私に何回も言ってくれました。

不思議なことに営業先のお客様も

「わざわざ挨拶に来てくれてありがとう」
「うらさんが色々悩んで出した答えだと思う、応援するよ頑張って」

とあたたかい言葉をかけてくれました。

ちゃんと挨拶をし、最後をきちんとすることで
こころもだいぶ楽になりしっかり前を見ることができました。

前の職場でも、一人一人しっかり挨拶して回りたかったなと思いました。

これから退職しようか考えている人も、
マイナスな気持ちになってしまうことがあると思いますが、自分の意思をしっかりもってれば大丈夫です。
決して悪いことではないので自分の決断に自信をもって、その決断がいいものになるように前を向ていきましょう!

ただ、今回私の経験からアドバイスできることは辞める時に必ず関わった人たちには挨拶をして終わるべきです。
ムカつく上司にも、会いたくない客先にも「ありがとうございました」「お世話になりました」は目を見て伝えるべきです。

少なからず、自分の経験値を上げてくれたことには間違いないし、最後は馬鹿になったほうが得です。
そのほうが自分のためになります。

悩んで前になかなか進めない人も、悩んでいるだけ少しずつ前に進んでいると思いますよ!

これからも楽しんでいきましょう!

We’ll be alright!

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